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1. 倉敷市議会 2010-02-19
   02月19日－01号

   
   取得元: 倉敷市議会公式サイト
   最終取得日: 2023-03-31
   平成２２年第２回　２月定例会　　　　　第２回倉敷市議会（第１回定例会）会議録（第１号）開会・散会年月日時　　開　会　　平成２２年２月１９日（金）　　午前１０時　１分　　散　会　　平成２２年２月１９日（金）　　午前１０時３６分会議の場所　　倉敷市議会議場出席議員（４３名）　　１番　中　島　光　浩　　　２番　北　畠　克　彦　　　３番　藤　井　昭　佐　　４番　藤　原　薫　子　　　５番　大　橋　健　良　　　６番　塩　津　孝　明　　７番　難　波　朋　裕　　　８番　荒　木　竜　二　　　９番　八　木　　　實　　10番　大　橋　　　賢　　　11番　末　田　正　彦　　　12番　時　尾　博　幸　　13番　矢　野　周　子　　　14番　牧　野　規　子　　　15番　生　水　耕　二　　16番　吉　田　　　徹　　　17番　磯　田　寿　康　　　18番　赤　澤　幹　温　　19番　原　田　龍　五　　　20番　松　浦　謙　二　　　21番　三　村　英　世　　22番　塩　津　　　学　　　23番　田　儀　公　夫　　　24番　斎　藤　武次郎　　25番　生　田　　　寛　　　26番　浜　口　祐　次　　　27番　森　分　敏　明　　28番　梶　田　省　三　　　29番　倭　　　正　文　　　30番　森　　　　　守　　31番　原　　　　　勲　　　32番　秋　田　安　幸　　　33番　木　村　圭　司　　34番　田　辺　昭　夫　　　35番　大　本　芳　子　　　36番　眞　田　　　護　　37番　雨　宮　紘　一　　　38番　平　井　弘　明　　　39番　原　田　健　明　　40番　津　崎　　　賢　　　41番　宇　野　一　夫　　　42番　矢　野　秀　典　　43番　今　川　鉄　夫説明のため出席した者　　市長　　　　　　　伊　東　香　織　　　　副市長　　　　　　三　宅　英　邦　　副市長　　　　　　河　田　育　康　　　　技監　　　　　　　内　田　　　勉　　参与　　　　　　　原　　　　　実　　　　企画財政局長　　　平　沢　克　俊　　企画財政局参与　　中　川　逸　実　　　　総務局長　　　　　山　磨　祥　二　　総務局参与　　　　古　市　正　文　　　　総務局参与　　　　大　嶋　　　実　　市民局長　　　　　森　分　誠　一　　　　環境リサイクル局長淺　野　憲　次　　環境リサイクル局参与　　　　　　　　　　保健福祉局長　　　田　口　哲　男　　　　　　　　　　　松　浦　勝　巳　　保健福祉局参与　　曽　根　啓　一　　　　文化産業局長　　　藤　田　秀　徳　　建設局長　　　　　富　岡　光　男　　　　競艇事業局長　　　羽　原　勝　義　　会計管理者　　　　岡　島　愼　一　　　　消防局長　　　　　守　安　隆　一　　総務部長　　　　　松　原　信　一　水道局　　水道事業管理者　　中　山　公　司　教育委員会　　教育委員会委員長　　　　　　　　　　　西　原　孝　雄　　　　教育長　　　　　　吉　田　雄　平選挙管理委員会　　選挙管理委員会委員長職務代理者　　　　　　　　　　　難　波　　　進　監査委員　　代表監査委員　　　小　池　信　之　農業委員会　　農業委員会会長代理岡　田　弘　希出席した事務局職員　　局長　　　　　　　斉　藤　邦　彦　　　　次長　　　　　　　高　瀬　健　一　　議事調査課長　　　高　尾　　　彰　　　　議事調査課課長補佐笠　原　浩　之　　議事調査課主幹　　高　田　和　弘本日の日程　１．開　会（午前１０時）　２．会議録署名議員の指名　３．議会運営委員長報告　４．会期の決定　５．諸般の報告　６．委員会審査報告　　〇　文化産業委員会　　　　　質疑　７．議決案件　　　（閉会中の継続審査分）　　　　請願第１２号　　　　　討論，議決　８．議案上程（平成２１年度関係）　　　　議案第２号～議案第２８号　　　　報告第１号～報告第３号　　　　　提案理由説明　９．散　会本日の会議に付した事件　請願第１２号　岡山県水島サロンの存続について　議案第　２号　平成２１年度倉敷市一般会計補正予算（第６号）　議案第　３号　平成２１年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算（第４号）　議案第　４号　平成２１年度倉敷市国民健康保険事業特別会計補正予算（第３号）　議案第　５号　平成２１年度倉敷市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算（第１号）　議案第　６号　平成２１年度倉敷市老人保健医療事業特別会計補正予算（第１号）　議案第　７号　平成２１年度倉敷市介護保険事業特別会計補正予算（第４号）　議案第　８号　平成２１年度倉敷市後期高齢者医療事業特別会計補正予算（第３号）　議案第　９号　平成２１年度倉敷市財産区会計補正予算（第１号）　議案第１０号　平成２１年度倉敷市水道事業会計補正予算（第３号）　議案第１１号　平成２１年度倉敷市児島モーターボート競走事業会計補正予算（第３号）　議案第１２号　平成２１年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算（第４号）　議案第１３号　倉敷市環境保全基金条例の制定について　議案第１４号　倉敷市体育館条例及び倉敷市公園条例の一部を改正する条例の制定について　議案第１５号　倉敷市国民健康保険条例の改正について　議案第１６号　倉敷市農業集落排水処理施設条例の改正について　議案第１７号　倉敷市下水道条例の改正について　議案第１８号　倉敷市消防団員の定員，任免，給与，服務等に関する条例の改正について　議案第１９号　倉敷市市営企業条例の改正について　議案第２０号　工事請負契約について（（仮称）児島市民交流センター（１工区）建築工事）　議案第２１号　工事請負契約について（（仮称）児島市民交流センター（２工区）建築工事）　議案第２２号　工事請負契約について（（仮称）児島市民交流センター（１工区）電気設備工事）　議案第２３号　工事請負契約について（（仮称）児島市民交流センター（１工区）機械設備工事）　議案第２４号　工事請負契約について（倉敷市立琴浦西小学校屋内運動場建築工事）　議案第２５号　工事請負契約について（倉敷市立玉島東中学校校舎耐震補強建築工事）　議案第２６号　工事請負契約について（倉敷市立黒崎中学校校舎建築工事）　議案第２７号　モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の委託の廃止に関する協議について　議案第２８号　モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の受託の廃止に関する協議について　報告第　１号　損害賠償に係る専決処分の報告について　報告第　２号　訴えの提起に係る専決処分の報告について　報告第　３号　和解に係る専決処分の報告について　　　　　　　　　　　　午前１０時　１分　　開　会 ○議長（大橋賢君）　皆さんおはようございます。ただいまから平成22年第２回倉敷市議会第１回定例会を開会いたします。　直ちに本日の会議を開きます。　ただいまの御出席は40名、会議は成立いたしました。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第１　会議録署名議員の指名 ○議長（大橋賢君）　会議録署名議員は７番　難波　朋裕議員、36番　眞田　護議員を指名いたします。よろしくお願いいたします。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第２　議会運営委員長報告 ○議長（大橋賢君）　この際、議会運営委員長から報告をお願いいたします。斎藤　武次郎議員。　　　　　　　　　　　　（24番　　斎藤　武次郎君　　登壇） ◆２４番（斎藤武次郎君）　皆さんおはようございます。　本日から始まります２月定例会の運営などについて協議するため、去る12日に委員会を開きましたので、その結果を報告いたします。　まず、今期定例会の会期でありますが、本日から３月17日までの27日間とし、会議日程は既にお手元に配付のとおりであります。　次に、市長提出議案は既にお手元に配付されておりますとおり、平成21年度関係では、予算案11件、条例案７件、事件案９件、報告３件の都合30件であります。平成22年度関係では、予算案14件、条例案17件、事件案７件の都合38件であります。このほかに、追加提出予定議案として、平成21年度関係では予算案２件、平成22年度関係では予算案１件の都合３件が委員会付託日に、また議会最終日に人事案件４件が提出される予定であります。　次に、平成17年度の市民企画提案事業の補助金支出に係る住民訴訟の判決が、３月11日の予定であり、控訴する場合は、議会最終日に追加議案が提出される予定であります。　次に、議員提出議案は、湛井十二箇郷組合議会議員の選挙と竹川組合議会議員の選挙の２件であります。　なお、候補者の選考を所管の委員会に委任することにいたしております。　次に、代表質問の発言順位は、１番自由民主クラブ、２番青空市民クラブ、３番公明党倉敷市議団、４番新政クラブ、５番清風会、６番日本共産党倉敷市議会議員団、７番天領政和会、以上のとおりであります。　次に、閉会中の継続審査となっておりました岡山県水島サロンの存続についての請願についてですが、本日、文化産業委員会の委員長報告の後、議決をすることにいたしております。　次に、全員協議会についてですが、平成22年度倉敷市土地開発公社の事業計画について説明を受けるため、来る22日の本会議終了後、全員協議会を開くことにいたしております。　次に、当局から市税条例の改正についてなど、議会最終日に専決処分のお願いをしたい旨の申し出があり、委員会はこれを了承いたしております。　以上で報告を終わります。 ○議長（大橋賢君）　報告を終わります。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第３　会期の決定 ○議長（大橋賢君）　では、会期についてお諮りいたします。　今期定例会の会期は、ただいまの委員長の報告のとおり、既に配付の会議日程により、本日から３月17日までの27日間とすることに御異議ございませんか。　　　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○議長（大橋賢君）　御異議ないものと認め、会期は本日から３月17日までの27日間と決定いたしました。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第４　諸般の報告 ○議長（大橋賢君）　次に、諸般の報告を行います。　お手元に配付のとおり、岡山県市議会議長会が開催されました。詳細につきましては、事務局に関係書類を保管しておりますので、それにより御了承いただきたいと思います。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第５　請　願　　　１件 ○議長（大橋賢君）　では、議事に入ります。　初めに、閉会中の継続審査となっておりました日程第５　請願第12号　岡山県水島サロンの存続についてを議題といたします。　委員長の報告を求めます。文化産業委員長　時尾　博幸議員。　　　　　　　　　　　　（12番　　時尾　博幸君　　登壇） ◆１２番（時尾博幸君）　文化産業委員会における閉会中の継続審査事件の審査結果を報告いたします。　11月定例会において閉会中の継続審査となっておりました請願第12号　岡山県水島サロンの存続については、去る２月１日開催の委員会において慎重に審査した結果、その願意を了として、採択すべきものと決定いたしました。　なお、請願採択にあわせ、水島サロンに関する決議を委員会の総意として決定しておりますので、決議文を朗読させていただきます。　水島サロンに関する決議。水島サロンの閉鎖予定時期を目前にして、何とかして水島サロンを存続してほしいとの請願を初めとした多くの市民の声が倉敷市議会に寄せられています。　倉敷市議会としては、これらの願いをどのようにしたら実現できるのか、議論を重ねてきました。また、倉敷市としても、水島サロン存続に向けて岡山県への積極的な働きかけを行うなど、努力を続けております。　倉敷市も財政状況が厳しく、水島サロンの譲渡を受けるには多額の単独市費投入を余儀なくされ、今後の他の予算や施策執行にも大きな影響が出かねない状況であります。　岡山県におかれましては、これまでの状況を十分に御認識いただきますとともに、水島サロン設置者としての将来に向けての責任を果たしていただきたいと思います。　そこで、水島サロンの倉敷市への譲渡に際しましては、倉敷市の財政負担を十分に勘案いただき、今後の水島サロンの安定的な運営に向けた最大限の支援をぜひとも行っていただきますよう、委員会の総意として決議いたします。平成22年２月１日。倉敷市議会文化産業委員会。　以上で報告を終わります。 ○議長（大橋賢君）　報告を終わります。　ただいまの委員長報告に対して、御発言はございませんか。　　　　　　　　　　　　（「なし」と呼ぶ者あり） ○議長（大橋賢君）　発言なしと認めます。　では、お諮りいたします。　日程第５　請願第12号　岡山県水島サロンの存続については、委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。　　　　　　　　　　　　（「異議なし」と呼ぶ者あり） ○議長（大橋賢君）　御異議ないものと認め、本件は委員長の報告のとおり決定いたしました。　　　　　　　　　　　　～～～～～～～～～～～～～～～ △日程第６　議　案　　１１件
   △日程第７　議　案　　　７件 △日程第８　議　案　　　９件 △日程第９　報　告　　　３件 ○議長（大橋賢君）　次に、日程第６　議案第２号　平成21年度倉敷市一般会計補正予算（第６号）から議案第12号　平成21年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算（第４号）まで予算案11件、日程第７　議案第13号　倉敷市環境保全基金条例の制定についてから議案第19号　倉敷市市営企業条例の改正についてまで条例案７件、日程第８　議案第20号　（仮称）児島市民交流センター（１工区）建築工事の工事請負契約についてから議案第28号　モーターボート競走施行に伴う場外発売事務の受託の廃止に関する協議についてまで事件案９件、日程第９　報告第１号　損害賠償に係る専決処分の報告についてから報告第３号　和解に係る専決処分の報告についてまで報告３件、以上都合30件を一括して議題といたします。　提案理由の説明を求めます。伊東市長。　　　　　　　　　　　　（市長　　伊東　香織君　　登壇） ◎市長（伊東香織君）　皆様おはようございます。今議会もどうぞよろしくお願い申し上げます。　本日は、皆様方には御多忙の中を御参集いただきまして、まことにありがとうございます。　ただいま御上程をいただきました諸議案の説明に先立ちまして、先週12日に、議員皆様にお示しをさせていただきました倉敷チボリ公園跡地の公園（緑道・緑地）整備につきまして、御説明をさせていただきたいと思います。　ここで議長のお許しをいただきまして、パネルを持ってこさせていただきたいと思います。　昨年８月末に、民間開発の概要と倉敷市が整備をしたいと考えております公園（緑道・緑地）整備に対する基本的な考え方をお示しをいたしましたが、その後、庁内におきまして関連部署で構成をいたします連絡会議を立ち上げますとともに、クラボウさん、そしてイトーヨーカ堂さんとの間で協議を重ねてまいりました。　まず、倉敷用水沿いの緑道でございますけれども、敷地北西部の市有地と用水沿い用地の等積交換により、現況幅員８メ－トルを約22メ－トルに拡幅をすることで、クラボウの同意が得られております。　こちらの市有地の部分と、そこと、この幅を８メ－トルからこの22メ－トルに広げるという点につきまして、まず同意が得られております。　次に、倉敷市自然環境保全条例に基づきます緑地の設置につきまして、イトーヨーカ堂と交渉を重ねてまいりました結果、倉敷市が整備をしようといたします緑道・緑地に隣接をし、一体感、連続性を持たせていただけるというふうな状況になっております。　それが、こちらの部分とこちらの部分であります。　また、イトーヨーカ堂におかれましては、敷地内の既存の樹木、約80本がございますが、それを利活用をされるとともに、等積交換後の北西部の用地また敷地外周部への新たな植栽を検討をされているということであります。　この緑の点々が大きな木であります。このクスノキが倉敷市の指定木であります。こちらのほうにも大きいものがあります。　それから、ここがもともと市有地であって、こちらの幅員と交換をしたわけですけれども、周辺のほうに、住環境に配慮されまして、ここを、この緑の部分ですね、この緑の部分について、ヨーカ堂において植栽を検討されている場所が今の部分であります。　なお、民間開発部分につきましては、平成23年冬の開業に向けました開発プランの最終的な調整段階でありまして、４月下旬ごろに具体的な内容が固まる予定とのことでありますが、全体的なスケジュール等につきましては、昨年夏と大きな変更はないというふうに伺っております。　民間開発部分は、こちらの青の部分と、それから黄色、ピンク、それからこのウエルカムゾーン等のオレンジ色の部分でございます。　これまで、倉敷駅前のこの場所につきまして、「倉敷の新たな個性と魅力を発信し、市民の皆様はもとより、市外県外からも多くの皆様が訪れるにぎわいの空間」、そして「ここを訪れるすべての人々が憩える水と緑の空間」といたしまして、さらには「都市防災上の観点から、多くの人々が集まることになる中心市街地における、災害発生時等の緊急避難や救援作業が行えるような安全の空間」として、一定の広がりを持つ緑のスペースを確保することが必要であるというふうに申し上げてまいりました。　また、現在、内閣府に倉敷市中心市街地活性化の基本計画の案を申請をいたしておりますが、その中での「歩いて楽しい、暮らしやすいまち」を形成するという目標達成に必要な事業といたしまして、水と緑を生かしました市民・観光客の皆様の憩いの場となる公園、緑道・緑地でございますが、の整備を位置づけているところでございます。　私といたしましては、市が整備をする公園（緑道・緑地）と新たな広域的集客拠点となります民間開発との相乗効果によりまして、平成の合併後の倉敷市の一体感のシンボルともなるような交流の場とするとともに、今後の鉄道高架を見据えました自然と調和した都市景観を形成してまいりたいと考えております。　また、市民の皆様の創作活動発表の場や、成人式などの会場としても利用していただけるようにするとともに、公園整備及び整備後の管理は、環境面やユニバーサルデザインに最大限配慮してまいりたいと考えております。　創作活動発表の場でございますが、このミュージックパビリオンの部分を、現在のところ、少し改築等して使っていきたいと思っております。この場所が創作活動の場でありますとか、この広場のところを成人式としても使えるようなという意味でございます。　さらに、市外県外からここを訪れる多くの皆様に、駅前商店街や美観地区を初めとして市内各地域へ回遊をしていただけますように、イトーヨーカ堂、地元商業者の皆さん、周辺地域の方々と連携をして取り組んでまいる所存でございます。　本補正予算におきましては、倉敷用水沿いの緑道整備事業費を計上をさせていただいております。これは全額を平成21年度予算での計上が必須条件となっております。地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用いたしまして、平成22年度の完成を目指して実施をしようとするものでございます。　今補正予算に計上をしておりますのが、ここの、真ん中のこちらの部分でございます。　また、クラボウさんから購入を予定をいたしております１ヘクタールの用地、この、こちらの場所の１ヘクタールの用地でございますが、位置、形状につきまして、昨年の夏とほとんど変わってございません。価格につきましては、現在11億円以内での合意を見込みまして、クラボウさんと交渉中でありますが、今後早急に協議を調えまして、平成22年度の土地開発公社予算で先行取得をさせていただきたいと考えております。　また、その整備につきまして、平成22年度の当初予算案で測量及び設計費を、また平成23年度の当初予算で土地の買い戻し及び工事費を御上程をいただきたいと考えております。土地の買い戻し及び工事費につきましても、国庫補助や合併特例債などを活用いたしまして、市費の投入を極力抑えられる方策で取り組んでまいりたいと考えております。　補正予算と当初予算と全体像を御説明をしたほうがいいと思いましたので、このようにさせていただきました。　それでは、御上程をいただきました平成21年度関係諸議案のうち、議案第２号　平成21年度倉敷市一般会計補正予算（第６号）及び議案第３号　平成21年度倉敷市下水道事業特別会計補正予算（第４号）から議案第12号　平成21年度倉敷市立児島市民病院事業会計補正予算（第４号）までの各会計の補正予算につきまして、その概要を御説明を申し上げます。　まず、一般会計につきまして、歳出では、平成22年度当初予算との間をつなぐ切れ目のない経済・雇用対策への対応としまして、地域活性化・経済危機対策臨時交付金や、このたびの国の補正予算で創設をされました地域活性化・きめ細かな臨時交付金を活用しました各事業費のほか、道路、漁港、農業施設、学校などの維持補修費につきましては、市の単独事業費をあわせまして追加計上をしております。　また、国の追加内示のありました事業費のほか、年間を通じた決算見込みにより過不足となる経費などを計上いたしております。　一方、歳入では、市税及び地域活性化・きめ細かな臨時交付金などの国庫支出金の増額や市債の減額などを計上し、財政調整基金により財源の調整をいたしております。　この結果、一般会計では12億900万円余りの増額となり、累計では1,576億1,700万円余りで、前年度同期に比べまして0.8％の減少となってございます。　では、歳出につきまして、主なものを御説明を申し上げます。　総務費では、土地開発基金で取得をさせていただいております、いづたや跡地の土地買い戻し経費などのほか、退職手当や船穂支所庁舎建てかえ事業費、仮称児島市民交流センター整備事業費及び仮称玉島市民交流センター整備事業費などの減額分を計上をいたしております。　民生費では、長楽荘の空調設備を改修するための老人福祉施設整備事業費や水島中央公園テニスコートなどの改修を行う体育施設管理運営事業費のほか、御寄附をいただきましたことに伴う地域福祉基金への積立金、平成22年度から子ども手当を支給するためのシステム改修委託料を計上をいたしております。　また、国民健康保険事業特別会計への繰出金、岡山県後期高齢者医療広域連合への負担金、民間及び公立保育所運営費の追加分や仮称真備健康福祉施設建設事業費、船穂及び真備地区体育施設建設事業費などの減額分を計上いたしております。　このほか、平成22年度からの窓口表示・案内サービス業務委託料につきまして債務負担行為の設定をお願いをしております。　衛生費では、児島市民病院の高度医療機器、ＭＲＩでございますが、これを更新するための一般会計からの繰出金、中央斎場の火葬炉等の改修工事費や、国からの補助金を活用しました倉敷市環境保全基金への積立金のほか、季節性インフルエンザなど予防接種者増加に伴います予防接種事業費の追加分など計上をいたしております。　農林水産業費では、小原漁港北堤防ののり面整備工事などを行うための水産業施設整備事業費のほか、農業施設の維持補修費や県営工事負担金の追加分などを計上いたしております。　商工費では、立地企業の着工時期変更等に伴います企業立地促進奨励金の減額分などを計上しましたほか、倉敷物語館管理運営委託料につきまして債務負担行為の設定をお願いをいたしております。　土木費では、国庫補助内示額の追加などに伴います道路新設改良費、チボリ公園跡地内にある倉敷用水沿いへの緑道整備事業費のほか、道路維持管理事業費、県営工事負担金の追加分、国庫補助事業の組みかえによります倉敷駅周辺第二土地区画整理事業費の減額分などを計上いたしております。　消防費では、防火水槽や玉島消防署敷地の補修を行うための経費などを計上いたしております。　教育費では、玉島南小学校排水設備などの施設整備工事費のほか、小学校の地上デジタル放送対応テレビ購入費の減額分などを計上いたしております。　公債費では、財政融資資金などの公的資金から高金利で借り入れをしております市債の補償金免除繰上償還に伴います元金償還額などを計上をいたしております。　次に、特別会計の主なものにつきまして御説明を申し上げます。　下水道事業特別会計では、公的資金の繰上償還に伴います元金償還額の増加分や処理場ポンプ場維持管理費や下水道事業費などの減額分を計上をいたしております。　なお、今回の公的資金の繰上償還によりまして利子負担が軽減をされる効果額といたしまして、一般会計と下水道事業特別会計を合わせまして11億円余りを見込んでございます。　国民健康保険事業特別会計では、高額療養費の増加などを見込みまして、保険給付費３億円余りを増額をしましたほか、インフルエンザの流行など不測の事態に備えるため、予備費３億円を増額計上をしております。　老人保健医療事業特別会計では、医療給付費の減額分などを計上いたしております。　介護保険事業特別会計では、介護サービス利用者数が見込みを上回ったことなどによりまして、保険給付費２億円を追加したほか、介護給付費準備基金積立金や支払基金交付金等返還金などを計上をいたしております。　また、そのほかの特別会計につきましては、決算見込みにより所要の補正をしておりまして、財産区会計につきましては、交付金を合計で300万円余りを増額するなどしております。　次に、企業会計につきまして御説明を申し上げます。　水道事業会計につきましては、収益的収入では、水需要の減少に伴います水道料金収入の減収や、水道利用加入金の減収などによりまして6,800万円余りを減額いたしております。　一方、収益的支出では、水需要の減少に伴います企業団からの受水費用の減額などによりまして400万円余りを減額をいたしております。　この結果、平成21年度は１億7,800万円余りの予定利益を見込んでおります。　次に、資本的収入では、建設改良事業費の減少に伴います企業債の減額などにより２億8,900万円余りを減額をいたしております。　また、資本的支出では、配水施設工事費の減額などによりまして１億9,600万円余りを減額をいたしております。　児島モーターボート競走事業会計につきましては、収益的収入では、景気の悪化などによる一般戦競走の売上額や場間場外発売事務受託収益等の減少などのため、事業収益10億8,900万円余りを減額をいたしております。　一方、収益的支出では、売り上げの減少に伴う払戻金やフライング事故返還金の減少などにより10億8,300万円余りを減額をいたしております。　この結果、平成21年度は1,000万円余りの予定利益を見込んでおります。　次に、資本的収入では、本場投票系集約化工事費の減によりまして、工事負担金1,200万円余りを減額し、また資本的支出では、建設改良費として、本場投票端末機器改修工事の見直しを行ったことなどによりまして6,300万円余りを減額をいたしております。　なお、一般会計への繰出金につきましては、収益的収支で3,000万円減額をいたしておりますが、資本的支出で１億円を増額し、その結果7,000万円の増加となっております。　児島市民病院事業会計につきましては、収益的収入では、入院・外来収益などの減収により500万円余りを減額いたしております。　一方、収益的支出では、給与費等の経費削減などによりまして1,200万円余りを減額をいたしております。　次に、資本的収入では、一般会計からの繰入金を計上したことなどによりまして１億3,600万円余りを増額をいたしております。　また、資本的支出では、その一般会計からの繰入金を財源といたしまして、高度医療機器ＭＲＩを更新するための建設改良費を追加したことなどによりまして１億3,800万円余りを増額をいたしております。　この結果、平成21年度は２億5,900万円余りの予定損失を見込んでございます。　次に、条例の制定議案につきまして御説明を申し上げます。　議案第13号　倉敷市環境保全基金条例の制定については、地球温暖化対策事業その他の環境保全施策を推進することを目的に、基金を設置をするためのものでございます。　議案第14号　倉敷市体育館条例及び倉敷市公園条例の一部を改正する条例の制定については、有料体育施設におきまして冷暖房設備を設置する等のためのものでございます。　次に、条例の改正議案につきまして御説明を申し上げます。　議案第15号　倉敷市国民健康保険条例の改正については、地方税法の改正に伴い規定を整備をする等のためのものでございます。　議案第16号　倉敷市農業集落排水処理施設条例の改正については、農業集落排水処理施設使用料の算定方法を明確にする等のためのものでございます。　議案第17号　倉敷市下水道条例の改正については、下水道使用料の算定方法を明確にするためのものでございます。　議案第18号　倉敷市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の改正については、消防団員の定年を５年延長するためのものでございます。　議案第19号　倉敷市市営企業条例の改正については、倉敷市立児島市民病院の診療科目にアレルギー科を追加する等のためのものでございます。　次に、事件議案につきまして御説明を申し上げます。　議案第20号から議案第23号までは、仮称児島市民交流センター１工区建築工事ほか、同センターに係る電気設備工事など４件の請負契約を締結するためのものでございます。　議案第24号から議案第26号までは、倉敷市立琴浦西小学校屋内運動場建築工事、倉敷市立玉島東中学校校舎耐震補強建築工事及び倉敷市立黒崎中学校校舎建築工事の請負契約を締結するためのものでございます。　議案第27号及び議案第28号は、芦屋町外二カ町競艇施行組合が平成22年３月31日をもって解散することに伴いまして、本市と同組合との間でとり行いますモーターボート競走施行に伴う場外発売に関する事務の委託及び受託を廃止をするためのものでございます。　報告第１号　損害賠償に係る専決処分の報告については、営造物の管理瑕疵など７件につきまして、議会の委任に基づく専決処分の範囲内で措置をさせていただいたものでございます。今後とも事故減少のため努力してまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。　報告第２号　訴えの提起に係る専決処分の報告については、市営住宅家賃未払い者に対しまして市営住宅の明け渡し等求め，訴えの提起を行ったものでございます。　報告第３号　和解に係る専決処分の報告については、市営住宅家賃未払い者等との間で未払い家賃の分割支払い等の和解が調ったものでございます。　以上、御上程をいただきました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げましたが、詳細につきましては、お手元に配付の議案その他参考資料により御質問をいただきまして、私または関係者から御説明を申し上げたいと存じます。何とぞ御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由説明とさせていただきます。 ○議長（大橋賢君）　以上で説明を終わります。　本日はこれにて散会し、次会は来る22日午前10時から再開いたします。　　　　　　　　　　　　午前１０時３６分　　散　会...